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放射性物質を体内に取り込まないこと

放射能事故が発生した時。

放射線を浴びないことは大切ですが、それ以上に大切なのは、

放射性物質を体内に取り込まないこと

です。


濡らしたハンカチを口元に当てるなどが効果がありますが、
命に関わることなので、ちゃんと防衛するなら、
空気中の放射性物質を完全に防げる性能のマスクを着用すべきでしょう。



あとは目からの侵入を防ぐためにゴーグルです。


サングラス花粉症ゴーグル/UVカット/グレー×クリア

サングラス花粉症ゴーグル/UVカット/グレー×クリア



「放射性物質は放射能を有した花粉のようなもの」

として例えられますので、ゴーグルについては花粉を防ぐ性能があるもので問題無いと思います。
(目からは空気を吸い込んだりするわけでもないので。)


それと、花粉に例えると分かりやすいのですが、
外出先から室内等に入る時には、
衣服に付着した放射性物質を払い落とすのも効果的です。


屋内退避命令が出ている場合などでも、せっかく屋内に退避しても、
放射性物質を屋内に持ち込んでいるのではあまり意味が無くなってしまいますので。

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ヨウ素131を乳児が摂取してはいけない本当の理由

東日本大震災によるヨウ素131の水道水汚濁に対し、政府は、

「乳児には飲ませないように」

とアナウンスしました。


この理由は、

「ヨウ素131は甲状腺に集まりやすい。甲状腺の小さな乳児は大きな悪影響を受ける」

ためとしていますが・・・。


なぜ政府がこんなことを言うのかというと、臨床結果が取れているからです。


チェルノブイリ原発事故では、子供が最も被害を受けました。

そしてチェルノブイリの原発事故と体の悪影響の因果関係を調べた際に、

チェルノブイリ原発事故と癌の殆どに因果関係が無いと主張したい側の人間でも、

甲状腺癌だけは反論できないほどに顕著に数が増加したと言われてます。


(しかしこんなことテレビでは全く情報流れていませんよね?)


つまり、乳児がヨウ素131の入った飲み水を摂取してはいけない本当の理由。

それは、論理的に危険なだけではなく、摂取したら甲状腺癌の発症率が上がるということを実際に発生したことという“事実”があるためです。

危険と思われるためというレベルの話では無いんです。


テレビから流されるこの手の情報は、情報公開をしつつも気づいてはいけないところには気づかせない言い回しをしますから、注意したほうがいいですね。

ヨウ素とヨウ素131と昆布

[ヨウ素131] ブログ村キーワード


ヨウ素131は放射性物質です。

しかし、ヨウ素131はヨウ素とは異なります。


ヨウ素131の131は、質量数を指しています。
質量数とは、原子核を構成する陽子と中性子の数を合わせたもののことです。

無害なヨウ素と言われているのはヨウ素127のことなんです。


科学のうんちくはさておき、もともとヨウ素は甲状腺ホルモンを生成するための必須栄養素です。
そのため、ヨウ素は本来甲状腺に蓄えられます。

ヨウ素131も体内に入ると同様に扱われるため、甲状腺に集まり、
結果として甲状腺癌のリスクが高くなるというわけです。


あの有名なチェルノブイリ原発事故でも、このヨウ素131によって甲状腺癌の発症者が多数出たという記録があります。


ヨウ素131に対する防衛策として、あらかじめヨウ素を摂取しておく方法があります。

ヨウ素は昆布に多く含まれています。
ヨウ素はもともと海水中に含まれていて、それを昆布などが濃縮するからです。

ヨウ素を多量に摂取しておくと、
その後入ってくるヨウ素131の体内への吸収を抑制してくれる効果があります。

この話は冗談ではなく、
核戦争になったら、政府が安定ヨウ素剤服用の時期を指示することになっているくらいなのだとか。


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